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TRPGフェスティバル2018

  • 執筆者の写真: jusui
    jusui
  • 2018年9月11日
  • 読了時間: 4分

更新日:2018年12月8日

TRPGフェスに行って来ました。

去年に引き続き、今年もTRPGフェスに

ユーザー企画を2つ用意して参加して来ました。

※『TRPG every day』さんに取材して頂きました。


1日目『深夜の深淵コン


参加頂いた皆様、ありがとうございました。


参加者の方達からは、イベントを『楽しんだ』感想等がSNSで数多く上がっています。


ただ、今回で2回目のTRPGフェスですが、開催前から色々な問題が有った事に関しては、

言及している方が少ないように思います。

これも、アナログゲーム業界の悪癖となりつつある、事勿れ主義的な流れを感じますが、

問題点を指摘されないモノが良い方向に進む事は無いので、

個人的に問題だと思う点や、他の参加者の方達から聞いた問題を挙げておきます。


◆イベント前◆

【去年より参加費が上がっている】

 基本プランで8000円程の増。

 更に『雑魚寝プラン』に代わって出てきた『セルフ宿泊』の価格がおかしい。

 前年の『雑魚寝プラン』はご飯と寝る場所を提供して、21,600円

 今年の 『セルフ宿泊』はご飯も寝る場所の提供されなかった(※追加料金)

 実質的には当日参加権なのに、 30,240 円

 場所も食事も無くしたのに、1万近くの値上げ。

 理解に苦しむ価格設定ですね。

【募集時点で、公式サイトに『LARP』関連の情報しかない】

 公式セッション等も含め、募集時にあがっているのが『LARP』関連のみ。

 新規参加の方は何を見て参加を決めているのか?

 去年の情報から、今年の見込みを出しているのか?

 そもそもが『LARP』のユーザーさんなのか? 


【公式サイトトップの『ユーザー企画』ページが最後まで去年の情報のまま】

 他のページも幾つかはそのままでしたが、

 『ユーザー企画』ページも本番が始まっても去年の紹介のまま。

 『ユーザー企画』の内容を知るには、タイムスケジュールを見なければならない状況。 

 『ユーザー企画』事態を維持したり、応援したりする気は無いのか?


【ユーザー企画者の『冒険の書』の入稿期限や校正期限が短い】

 『冒険の書』の入稿や校正期間が、フォーム等のメールから2日程しかなかった。

 2017年も同じ感じだったので、俺の方はあらかじめ用意しておいたが、

 新規の『ユーザー企画』参加の方達は大変だったと思う。


【駐車場の抽選が解り難い】

『冒険の書』に「抽選予約は終了している」という記載があるが、人によっては抽選申し込みメールより先に『冒険の書』を手にしており、誤解を招きやすい。


◆イベント本番◆

【TRPGの部屋が全般的に狭い】

 隣の卓の方と握手出来る距離。 


【公式Twitterの内容が『TRPG』関連の物が少ない】

 純粋にTRPGの話をしているツイートを数えてみれば解りますよ。

 

◆以下は裏を取っていない情報

【ハンドルネームを登録したのに、入金時の本名が名札になっている】

 本人の入力ミス等もあるかもしれませんが、これの話をする方に複数人お会いしたので、

起きているという事実は有るようです。


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◆個人的なまとめ◆

 ・新しい事を次々にやるのは良い事ですが、まずは足場から固めのべきでは?

  情報提供や、申し込み等の明瞭化が先かと思います。

 

 ・イベント名を『TRPGフェス』から『RPGフェス』か、

  『アナログゲームフェス』にした方が良いのでは?

  俺には、『TRPG』がメインのイベントには見えなくなって来ています。

  『RPG』とかが好きな人達が、好きな物を集めたお祭りって感じかな?

 

 ・『ユーザー企画』は続けたいのか辞めたいのかが解らない。

  対応や待遇は、とても積極的にやりだがっている様には感じられないが、

  募集時は『何でも相談してください』的なスタンスで募集している。

  ルールを明確化し、管理を徹底して欲しい。


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あくまで俺個人の感想ですが、

『TRPG』の名を出していいるのだから、もう少し主催側にそれらに対する敬意が有っても良いのではと感じています。

企画や運営の責任者に、『TRPG』の愛好者は少ないのではないだろうか?


『TRPG』と『ボートゲーム』と『LARP』の。ユーザー層やその求めている物の違いを認識しているかと言う点も、難しいように思える。


せっかくの場なのだが、宣伝等が不十分で新規ユーザー達には広まり難い、

しかし、イベントの内容はライトユーザー向きの企画が殆どを占める。

イベントの運営形態と、顧客ニーズがずれているように感じられますね。


アナログゲームで日本一の宿泊イベントが、今後も良い意味で発展して行ける事を祈っていますが、現状の体制や方向性では難しいと思います。

 
 
 

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